我が家で飼っている2匹の犬のうちの1匹が、歩けなくなって1ヶ月。
食欲はあるのだけれれど、ついに足が動かなくなってしまった。
ゴールデンレトリバー、リズ、御年18歳。
大型犬にしてはかなり長生きしてくれているものね。元気で生きているだけでありがたいよ。
リズはうちの車庫で生活しているんだけど、道路に面しているから、通る人たちがいろいろ声を掛けてくれているからそれは刺激になってとても良いみたい。
でね、先日、うちのクルマを預けてその代車として大きな車がやってきたのです。
うちの車庫には入りきれずシャッターが閉まらない。
困った。
リズも歩けなくはなったものの、前足でずりずりと移動は出来る。万が一出てしまったら、危険極まりないじゃん。
そこで、ときどきリズを家の中に入れるときに「ここからは入らないように」とバリアとして使っていた、新聞紙の束を車庫に並べることとしたわけ。
家では2段重ねにしていたのだけど、もう1段分の高さも自力では超えられえないだろうということで束10個を真横に1列ずらっと並べました。
「ふむ、なかなかよいアイデアだ」
私は満足し「リズ、行ってくるぞよ。元気にしておれよ」と家を後にしました。
そして、夕方。
帰ってみると、リズがからだ半分を車庫から出して、道路に寝そべっているではないの。
えぇぇ!? なぜ?? 危ないじゃないの!!
まさか、あなた、新聞紙バリアを超えてしまったの?
あわてて、車庫を覗き込むと
ない!
バリアにしていた、新聞紙が一個もな~~い!!
そんなバカな・・・・・。
「こんなことって・・・・・」
頭をひねりながら、ふと、玄関の方を見ると、そこにはうずたかく積み上げられた10個のトイレットペーパーが西日を受け、燦然と輝いていたのでした。
朝日の新聞回収日だったとは・・・・・。
私も詰めが甘かった・・・・・。
まだ歩けたころのリズぴん。半年くらい前かな・・・